楽天がネット通信サービス 携帯←→PCでチャット
楽天は23日、携帯電話とパソコンの間でチャットが可能なインスタントメッセンジャーサービス「楽天メッセンジャー」(試験版)の提供を開始したと発表した。パソコン間の無料音声通話もできる。楽天がネット通信サービスを手がけるのは初めて。グループ各社のサービスとも連携し、楽天会員の獲得につなげたい考えだ。
チャットは、短文メールをブラウザ上で頻繁に送信し合い、あたかも会話を行っているようにコミュニケーションを取ること。新サービスは通常のパソコン間のチャットに加え、業界で初めて、携帯電話とパソコンとの間で直接チャットできる機能を提供する。従来、携帯電話とパソコンでチャットを行うには、特別なソフトを携帯電話にインストールすることが必要だった。
また、パソコン同士なら、イヤホンとマイクを搭載したヘッドセットなどを使い、インターネット経由で音声通話も可能だ。
利用は無料だが、楽天会員への登録が必要。楽天は、今後1年半程度かけ試験運用し、その後正式サービスとして立ち上げる。また、楽天証券や楽天市場などが顧客とのコミュニケーションを取るためのツールとしても活用することで検討、グループ各社のサービス拡充を図りながら楽天会員増につなげる方針だ。
同様のインスタントメッセンジャーサービスは、ヤフーの「ヤフー!メッセンジャー」、マイクロソフトの「ウィンドウズ・ライブ・メッセンジャー」などが知られる。楽天は今年、技術面の開発強化を図る方針で、楽天メッセンジャーのサービス提供により楽天市場を中心とした“楽天経済圏”の求心力を高め、ネット通信サービス他社に対抗する。
フジサンケイビジネスアイから
PCも携帯も今や、どっちでもだもんねぇ。
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