中島知子

トーク：中島知子　「なごや寿ロックンロール」でシングルマザー役
　◇やっぱり家族っていいな
　お笑いの世界から味のある役者に変身した人は、昔から少なくない。
　ドラマ「なごや寿ロックンロール」（フジテレビ系、１１日午後４時５分放送、東海テレビ制作）で、ヒロイン亜希を演じながら、そんな才能を感じさせる。
　「家族っていいなと改めて思う、心がスーッとするドラマです。でも最初は私、亜希という女性の生き方がようわからんかったです」
　というのは、３２歳で運送会社の派遣社員として元気に働く主人公は、高校３年のとき産んだ１４歳の娘と万年フリーターの男（袴田吉彦）との幸せな３人家族。男と籍は入っておらず、娘と男は血のつながりがないという複雑なシングルマザーだからだ。
　「なぜって思ったけど、亜希はロックンローラーになりたいという男の夢の実現に、尽くすことが愛情と考えるタイプ」
　そんな生き方を認めない父親（板東英二）の頑固ぶりも見ものだ。
　「そう、うっとうしいけど、頑固なお父ちゃんって必要だと思いますよ」と言いながら、我が家の紹介をひとくさり。
　「うちは、父親が自分の誕生日や結婚記念日に子供らを集めるんです。私にも電報みたいなメールを送ってくる。何かのきっかけで家族が時々集まる家族を私も作りたい」
　今後は女優の道？
　「いろいろな役をやっていきたい。今までバツイチ子持ちの役が多かったですからね」
　最後で笑いをとったが、質問にしばし「ウーン」と考え自分の言葉を絞り出そうとする姿が印象的。【網谷隆司郎】
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　■人物略歴
　◇なかじま・ともこ
　１９７１年８月２６日、京都市生まれ。愛知県で有名な派手な婚礼家具を運ぶ役。「祝い用に投げるお菓子専門店があるのには驚きました」
毎日新聞　より
　結構、役とかすぐそまるタイプだもんね・・・（・。・）