Tuesday, August 14, 2007

左利きはつらいよ

「左利きはつらいよ」 少数派の気持ち伝える企画を開催
2007年08月13日11時01分

 13日の夕食を東京・渋谷や恵比寿でとる人の中には、お箸(はし)が左右逆向きに置かれ、普段と勝手が違うのに戸惑う人がいるかもしれない。日常生活で何かと不便を強いられる「左利き」の人たち。その気持ちになることで「右(right)こそ正しい(right)と思いがちな世の中を、見つめ直そう」と呼びかける試みだ。


変な箸袋。でも「変」と思う常識こそがおかしい。プロジェクトを企画した吉田稔さん
 企画には東京・渋谷の「DexeeDiner渋谷店」など4軒のカフェやレストランが参加する。店員がそっと置く箸袋の裏には、「イライラしましたか。実は左利きの人は毎日そんな気分なのです」というメッセージが書かれている仕掛けだ。

 発案したのは東京都渋谷区の広告会社「デザインバーコード」代表で、自らも左利きの吉田稔さん(36)ら。幼稚園時代に習字教室に通わされ、文字だけは右利きになったが、それ以外は左利き。はさみなどを左手で使いこなそうと苦労したおかげで、指先は器用になったという。

 それでも世間は、吉田さんたち少数派にとっては住みにくい。自動改札機、手持ちのビデオカメラ、パソコンのマウス、自動販売機の右側にある投入口……。

 「日常風景に右利きが正しいという価値観がしみこんでいる。左利きの視点を多数派が取り込むことで、社会はよりやさしく豊かになるはず」と吉田さん。13日は英国の団体「The Left-Handers Club」が「左利きの日」と決めているのにならった。

 賛同した恵比寿のカフェ「ura.」の田中旬店長(31)も左利きだ。「不便を感じながらも、右利き向けのモノが当たり前だと思っていた」という。「お客さんとの会話がはずむきっかけにもなればうれしい」

 箸袋には「感想を『左手』でお書きの上、お店に残してください」とも。集まった感想はプロジェクトのホームページ(http://www.d―barcode.com/lefteous)で紹介する予定だ。

asahi.comより
 確かに、左利きの人はいずいだろうねぇ。でも左利きの人って器用な人多いよぉ。

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