Tuesday, January 15, 2008

ディーゼル乗用車普及へ購入補助

ディーゼル乗用車普及へ購入補助、09年度導入検討
経産省
経済産業省は15日、排ガスが大幅に改善されてきたディーゼルエンジン乗用車の普及を図るため、2009年度から購入者への補助制度を導入する方針を固めた。ディーゼル車の排ガス規制が09年10月からガソリン車並みとなり、排ガスのきれいさが担保されることに合わせた措置で、燃費のよいディーゼル乗用車の普及により地球温暖化対策にもつなげたい考えだ。

 経産省が検討しているのは、ディーゼルエンジンに変更することで生じるコスト上昇分の半額補助。06年度末で終了したハイブリッド車に対する補助制度では車種に応じて1台20万円超の現金補助だったが、ディーゼル車では販売価格の上昇分20万~30万円の半額を現金で補助する方向で検討する。

 17日には甘利明経産相、鴨下一郎環境相、松島みどり国土交通副大臣、張富士夫日本自動車工業会会長、渡文明石油連盟会長らをメンバーに懇談会を開催。4月中にも補助制度や新タイプのエンジン開発などについて具体策をまとめる。

 日本の自動車メーカーは大気汚染問題から、国内のディーゼル乗用車部門からは撤退した。しかし、地球温暖化対策に熱心な欧州では排ガス規制の強化に応じる形で燃費のよいディーゼル車の人気が高まり、新車販売の半分以上を占めている。これに伴い、日本メーカーも欧州ではディーゼル乗用車を投入している。

 国内で販売されているディーゼル乗用車は現在、外国メーカーの1車種だけだが、09年10月にはディーゼル排ガス規制が日本でも強化され、ガソリン車と見劣りしないため、「ディーゼル車が受け入れられる環境が整う」(経産省)とみている。

 国内では日産自動車が今秋、ディーゼルエンジンのスポーツ多目的車(SUV)の販売を始めるほか、ホンダなども早期投入を計画している。

フジサンケイビジネスアイから
 またまたディーゼル車、増えるかもねぇ・・・(^0^)

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