中嶋常幸の息子・雅生が初Ｖ

中嶋常幸の息子・雅生が初Ｖ


　男子ゴルフチャレンジツアーのカニトップカップは２８日、宮城県の杜の都ＧＣ（７２３１ヤード、パー７２）で最終ラウンドを行い、首位でスタートした中嶋常幸の長男・中島雅生（２７）が４バーディー、３ボギーの７１とスコアをまとめて、通算５アンダーでチャレンジトーナメント初優勝を果たした。１打差で太田直己（２８）が２位、さらに１打差で大桑暢之（３２）ら４人が続いた。

　中島は最終１８番で５０センチのパーパットを残した。外せばプレーオフ。「果てしなく長く感じた」という勝負のパットを打つ前に、今年１月に生まれた長女・ひかりちゃんの顔が浮かんできたという。負けるわけにはいかない。「娘に勇気づけられました」とプレッシャーをはねのけ初タイトルを手にした。

　昨年、レギュラーツアーの出場資格を争うツアー予選会で失敗し、ゴルフをあきらめようとした。好きな犬の飼育などを目的にした学校の資料を取り寄せ、本気で就職を考えていたという。しかし、父・常幸に２月のゴルフ場合宿に強制的に参加させられ、アプローチを中心に徹底的に練習。「父と一緒に練習してもう一度ゴルフにかけてみようと思った。トレーニングのおかげでグリーンを外してもリカバリーができるようになった」と振り返った。「この優勝は娘と父ちゃんのおかげです」と感激で胸をいっぱいにしていた

スポニチより
　一回、考えたところで、また人生が変わってきたんでしょう・・・（・。・）