Monday, April 06, 2009

謙虚な遼くん

【オーガスタ(米ジョージア州)=畑中謙一郎】9日に当地で開幕する米男子ゴルフの今季メジャー第1戦、マスターズ・トーナメントを前に、10代選手として注目される17歳の石川遼(東京・杉並学院高)と18歳のアマチュア、ダニー・リー(ニュージーランド)が6日、練習ラウンドを共にした。

 韓国系のリーは昨年の全米アマ選手権で、タイガー・ウッズ(米)の持つ最年少記録を塗り替えて優勝。2月の欧州ツアーでも最年少優勝を果たし、19歳のロリー・マキロイ(英)と、石川を加えた「10代トリオ」として今大会の注目を浴びている。

 この日の石川はティーショットを観客席に入れるほど左に曲げたのに対し、リーは183センチの身長を生かした切れのあるショットを連発した。

 お互いに意識し合って、交わした言葉も少なかったが、石川は「スイングの弧が大きくて、ウッズを見ているみたいだった。技術的には僕よりも間違いなく上です」と謙虚に印象を語った。

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